【フットサル初心者向け】失敗しないフットサルボールの選び方
初めてボールを買ったら「サッカーボールだった😭」
フットサルボールとサッカーボールに違いがあるのをご存知ですか?
サイズ、重さ、メーカー、素材などが思い浮かぶかと思います。
他にも違いを知らずにいると私みたいにサッカーボールを選んでしまう方がいると思います。
同じミスをする方がいないように、違いを比較しながら『フットサルボール』の選び方を紹介しようと思います。
ちなみに、下記のボールをみて違いがわかりますか?
両方とも4号球というサイズになります。
左はサッカーボール、右はフットサルボールです。
見た目では違いがわからないですね❗️
フットサルボールとサッカーボールの違い
サッカーボールとフットサルボールの違いは「号球(大きさ)」や「重さ」「はずみ具合」などがあります。違いを理解してフットサルボールを選ぶ参考にしてください。
号球
サッカーボール
サッカーボールには3号球、4号球、5号球、3つの大きさがあります。
3号級は「直径19cm/周囲最大60cm/重さ300g~330g」
3号球は軽量でサイズは大きくなく小さい子供にも扱いやすいサイズになっています。
4号球は「直径20.5cm/周囲最大66cm/重さ410~450g」
4号球は少年サッカーで使われるサイズです。小学生でこれからサッカーを始める方は4号球を選ぶと良いでしょう。
5号球は「直径22cm/周囲最大70cm/重さ410~450g」
一般やプロリーグ、代表試合で使用されるサイズになっています。中学生から5号球が良いでしょう。
フットサルボール
フットサルボールには3号球、4号球の2つの大きさがあります。
3号球は「直径19cm/周囲最大60cm/重さ350~390g」
小学生以下が使用するサイズです。
4号球は「直径20.5cm/最大周囲66cm/重さ400~440」
中学生以上・一般が使用するサイズになっています。
以上から実はサッカーボールとフットサルボールでは、号球が同じであれば大きさに違いはありません。違う点はボールの「弾み具合」「重さ」です。フットサルはサッカーと比べ狭いコートでのプレイになるのであまり弾まないようにボールの中に綿が詰められています。そのためサッカーボールの4号球は350~390gであるのに対してフットサルボールの4号球は400~440gと同じ号球の大きさでもフットサルボールの方が重い造りになっています。
サッカーボールに比べフットサルボールは弾みにくいので、トラップがしやすいという利点があります。
サッカーボールは勢いの良いボールが来ると上手く力を逃がさなければトラップの際に足とボールが強く反発してトラップをミスしてしまう事が多いです。しかしフットサルボールはいいボールが来ても弾みにくいために足と反発が少なくトラップが失敗することが少なくなります。
フットサルボールとサッカーボールの比較表(大人の場合)
フットサルボール | サッカーボール | |
サイズ | 4号球 直径20.5cm/最大周囲66cm | 5号球 直径22cm/周囲最大70cm |
重さ | 重さ400~440 | 重さ410~450g |
弾み 高さ2mから落としたバウンド | あまり弾まない 50cm~65cm | 弾む 125~155cm |
空気圧 | 0.4~0.6bar | 0.6~1.1bar |
フットサルボールの選び方
フットサルボールの選び方についてご説明します。店頭やネットショップで選ぶ時に是非参考にしてみてください!
ボールの大きさは年齢にて合わせて選ぶ
低年齢のプレイヤーは軽くて小さいボールの方がプレイの精度やキックの飛距離が上がるとされています。このためフットサルボールは原則中学生以上なら4号球「直径20.5cm/最大周囲66cm/重さ400~440」小学生の場合は3号球「直径19cm/周囲最大60cm/重さ350~390g」を使用するのが決まりです。
手縫と機械縫い。
フットサルボールを選ぶ際、素材や仕様もチェックしましょう。
フットサルの素材は基本的に人工皮革ですが、仕上げには「手縫い」と「機械縫い」の主に2つがあります。
手で仕上げる「手縫い」タイプは太い糸を使います。人工皮革素材についてもより厚い物を使えるため丈夫でクッション性も良いのが特徴。後で紹介するJFAの検定球の規定の一つに「手縫いであること」が入っているように、激しい試合にも耐えられるように頑丈で変形しにくくなっています。
ミシン仕上げの「機械縫い」については、手縫いのものほど太い糸を使えないため、耐久性の面では手縫に及びません。ですが、「機械縫い」タイプは安価で購入できるため練習用としてや初心者にオススメです。
値段での選び方
フットサルボールといってもかなりの種類があります。
そのため、どれがいいのか悩む人も少なくないでしょう。基本的には直感的に好きなものを選べば良いと思います。
しかし、「値段」や「メーカー」、「機械縫い」や「手縫い」によっても耐久性などに違いがあります。
やはり、高い価格のボールやトップブランドのボールの方が、対応空気圧や耐久性に優れています。
実際に国際試合やFリーグなどプロの試合で使われているフットサルボールの方が価格も高価です。
ただ、質にこだわらなければ、安いものもあります。しかし、その分、耐久性は落ちるでしょう。
そのため、長く使いたい人や頻繁にフットサルをする人は、高い値段やトップブランドのボールを選ぶ方が良いでしょう。
検定マークの有無
フットサルボールを選ぶ際は、JFA(日本サッカー協会)・FIFA(国際サッカー連盟)の検定マークがあるかをチェックしましょう。検定マークは、JFAやFIFAが定める品質や規格の基準をクリアした証です。
耐久性が高く、激しいプレーにも耐えられるのが魅力。質の高さを重視する方には、検定マーク付きのモノがおすすめです。
好みのデザインで選ぶ
フットサルボールは、好みのデザインで選ぶのもおすすめです。フットサルではボールのカラーに規定がないため、カラフルなモノやおしゃれなモノが多数販売されています。
好みのウェアやシューズとあわせて、ファッションを楽しむことも可能。アディダスやプーマなど、メーカーで揃えればコーディネートに統一感を出せます。好みのアイテムで身を包めば、練習や試合へのモチベーションを上げられるのも魅力です。
特にデザインも重視したいなら、スフィーダのアイテムがおすすめ。
フットサルボールのお手入れ方法
フットサルやサッカーの経験者の方でも、ボールの手入れ方法を知らない方は多いかもしれません。
そこで、ボールが汚れてしまった時や普段の保管方法などをご紹介していきます。
ボールが汚れているとき
泥汚れの場合
- ボールを水につけよく湿らせて、泥を柔らかくしておくことが最初のポイント
- 次に水に浸けたボールを市販のレザー用シャンプーをかけて汚れを洗い落とす
- 洗い終わったら、風通しの良い日陰で乾かしてください。
乾燥機やドライヤーもボールを痛めるので使用を避けてね❗️
天然皮革の場合
- 天然皮革はデリケートなので、専用のクリームなどの使用がおすすめ‼️
- 天然皮革用クリーナーをやわらかい白い布に少量出し、ボールに薄くこすりつけて汚れを落とす。
- 仕上げは、必ず白いやわらかい布で余分なクリームを拭き取り、よく磨きましょう‼️
人工皮革の場合
- 柔らかい布でさっと水拭きしてください。
- 柔らかめの消しゴムで軽くこすり、汚れを落とします。
- 落ちにくい時は人工皮革用クリーナーをご使用ください。
普段使用しないとき
使用しないときは、空気をある程度抜いておきましょう。
空気針を刺した状態でも空気が漏れないぐらいがベストです。また、完全に空気を抜いてしまうとバルブ周辺に負担がかかってしまいますし、空気がたくさん入った状態でも、同様に負荷がかかるのでご注意ください。
フットサルボールお薦め5選
オシャレでカッコいい!JFA認定球。
蛍光オレンジ✖️メタリックレッドが目立つからボールを見失わない。moltenが販売する中学生以上向けフットサル専用ボール。手縫いで作られており砂帽子バブルがついている認定球です。
2023〜2024シーズン唯一の日本フットサルリーグ公式試合球。手縫いで作られた人工皮革です。
練習用に!安価な設定で初心者にも買いやすい!
FIFA国際公式球になっている検定球です。手縫いで作られた人工皮革です。
併せて買いたい
適量の空気を入れるのに欠かせない、ボール空気入れ。ホームセンターのほか、スポーツ量販店などで購入できます。
ボール用の針を持っていない場合は、針付きの空気入れを選びましょう。商品によっては、針が付属していないものやボール用ではないことがあるので、購入前に要確認してください。
持ち手の部分に針が収納できなくさない。手動式ハンドポンプ。
空気圧計付きハンドポンプ。
予備の針も用意したい!2種類の形がありポンプによって選ぶ針の形状が違うので要確認‼️
安いノーブランド品など、付属の針の耐久性が気になる場合は、針を別途購入するのもよいでしょう。また、予備の針を用意したり複数の針がついた空気入れを選んだりすることで、使用中に針が折れても新しいものと交換できます。
今回は、フットサルボールとサッカーボールの違いから選び方。そしてオススメのフットサルボール。空気入れを紹介しました。ここではほんの一部しか紹介しておりません。
こちらの記事を是非参考に、ご自身の好みのデザインやカラーに合わせたものを探してみてください。お役に立てれば嬉しいです。