フットサル初心者の為の、ポジション名と役割、サッカーと比較を紹介❗️
私が、フットサルを初めて参加した時に動きの説明をしてくれていたのですが、何を話しているのかさっぱり分かりませんでした。
それは、ポジションの名前を言いながら説明していたのですが、そのポジションの名前が何なのか、私には理解できなかったからです。
サッカーでのポジションの名前はある程度知っていますが、フットサルはサッカーと名称が違います。
そんな経験から、初心者の方向けに分かりやすく紹介しようと思います。
フットサルのポジション名
フットサルはサッカーと違って、ピッチ(コート)が小さく、コート内をポジションを入れ替えながら攻撃をする激しいスポーツのため一見、ポジションがないように見えるかも知れません。
フットサルのポジションはピヴォ、アラ、フィクソ、ゴレイロの4つに分かれています。
サッカーのように多くないですね❗️
ピヴォ
ポルトガル語で「軸、中心」という意味です。攻撃側の1番前でプレーするポジションで、サッカーでいうFW(フォワード)です。
アラ
ポルトガル語で「横」の意味です。サッカーで言うMF(ミッドフィルダー)やSH(サイドハーフ)にあたります。場所でいうと中盤に位置するポジションです。
本場ブラジルでは左サイドは「アラエスケルド」、右サイドを「アラジレイド」と呼び、日本ではどちらも『アラ』と呼んでいます。
フィクソ
ポルトガル語で「舵取り」という意味です。サッカーで言うところの「ボランチ」だったり「センターバック」のポジションにあたります。
ゴレイロ
ポルトガル語で「ゴールキーパー」と言う意味です。こちらはサッカーでいうところでも同じ意味になります。唯一手を使えるポジションです。女子の場合は「ゴレイラ」と呼ばれます。
フットサルのポジション別役割り
各ポジションの役割をサッカーと比較して説明していきたいと思います。
ピヴォの役割り
役割は、FW(フォワード)なので得点が期待されます。また、もう一つ重要な役割として、ボールキープが求められます。
攻撃の中心となり相手陣内で体を張りボールをキープしてゴールを狙う攻撃的ポジションです。
ボールキープが出来ると、味方への攻撃のスイッチが入り、攻め上がる時間が作れる上にシュートまで持っていけることが多くなり、チーム攻撃に厚みが出ます。戦術でいう『ピヴォ当て』と言われ、攻撃において大変重要な役割があります。
フットサルは激しいボディーコンタクトが禁止されています。その為、先日の試合で相手チームのこのポジション、ピヴォに女性がいましたが、なかなか奪いに行けず良い攻撃を何度も何度もされました。😭
アラの役割り
サッカーでいうMF(ミッドフィルダー)やSH(サイドハーフ)
のようなポジションでピッチ(コート)を縦横無尽に攻撃と守備が求められ、激しく動くポジションの為、スタミナが求められます。
攻撃の中心になり、サイドでドリブルを仕掛け、フィクソと試合を作る。ピヴォにボールを集め攻撃に厚みを持たせる役割があります。
フィクソ
ポルトガル語で「舵取り」という意味でその名の通り後ろから全体に指示を出す「舵取り」です。
フィクソからアラ、ピヴォに指示があるとチームとして動きがまとまり、とても心強いです。
パスを回し攻撃のリズムを作る役割です。また、守備では相手の攻撃をつむ重要な役割もあります。
経験者がここにいると心強いしまとまりが出ます❗️
ゴレイロ
ゴレイロはポルトガル語で「ゴールキーパー」という意味です。ゴールを守る役割です。サッカーと同じ役割です。
また、フットサルでは攻撃の起点となるパスがあるとなお良いです。サッカーではあまりみられないですが、時には攻撃参加もします。
守るだけではなく、攻めるための的確な判断力、足元の技術、パスやトラップなどが求められます。
ポジショニングを知ろう
フットサルを初めて行う時にピッチ(コート)のどこに立てば良いのか迷うかと思います。
私はアラとコーチに言われ真ん中に立ち、もっとライン際に立つように指示されて知りました〜😅
先程紹介したポジション名を参考に、チーム内で自分の役割を当てはめた時にこれから紹介する立ち位置を参考にしてみてください。
ポジショニングの基本
フットサルにおけるフィールドプレイヤーのポジショニングには2パターンがあります。チームの戦術やその場の状況によって変わりますが基本はこのポジショニングを参考にしてください。
ダイヤモンド型
ダイヤモンド型のポジショニングでは、ダイヤモンドの頂点に当たる位置に「ピヴォ」をおき、二列目の中盤の位置左右に「アラ」、最終ラインに「フィクソ」を配置するポジショニングをとります。
攻め方のイメージとしては、「ピヴォ」を敵陣営のゴール前に配置して、「アラ」と「フィクソ」の3人でボールを回しながらチャンスを伺い、タイミングをみて中央の「ピヴォ」にボールを預けてゴールを狙います。
「ピヴォ」にボールが入るとチャンスになるので、敵も必死に守ります。
ボックス型
ボックス型のポジショニングでは、前2列、後ろ2列をつくります。前には「ピヴォ」と「アラ」を配置、後ろにはもう1人の「アラ」と「フィクソ」を配置します。
ボールを回している時にこの形になることが多いです。
このボックス型で攻める時には、頻繁にポジションを変えながらボールを回しながらゴールに近づいていくのが基本です。
チームにあったポジショニングをとろう
フットサルには2つの基本となる「ダイヤモンド型」と「ボックス型」のポジショニングがあることを理解できたでしょうか?
試合中は流動的に動いているので、ポジションに拘らなくてもいい場合もあります。
チームにあったポジショニングを理解して、周りの人と連携しながら得点に繋がると最高に盛り上がりますよ‼️
まとめ
今回はフットサルのポジションとポジショニングを紹介しました。サッカーと比較しながらフットサルの魅力を知る、そんな願いで紹介してます。
フットサル初心者の方々が、ポジション名を知る事でフットサルライフをより楽しんで参加できたら幸いです。