フットサルがサッカー育成年代に必要な7つの理由‼️

初心者ジュニア,人数

ブラジル、アルゼンチン、スペイン、イタリアといった世界強豪国はフットサルを育成年代から積極的に取り入れています。近年ではイタリアの名門「ユベントス」の育成年代がフットサルを取り入れる事を発表しました。

ブラジルのネイマールや、スペインのイニエスタといった選手たちが試合中に足裏でボールをコントロールするシーンを見たことがあるでしょうか?これは「フットサル発」のテクニックです。

フットサルについて、

ネイマール「フットサルでは素早く判断することが学べる

イニエスタ「狭いスペースから出口を見つけなければいけない

フットサル足裏で止める




サッカーよりも6倍ボールに触れることができる

サッカーは「1試合(90分)あたり、2〜3分」しかボールに触れないと言われています。

フットサルとサッカーのボールコンタクト数をカウントした学者ダン・コイルさんの著書(タレント・コード)によると、1分間で6倍(600%)フットサルが多かったそうです。

これは著者がワールドカップで実際にデータ収集した結果だそうです。

Ryu
Ryu

ピッチも狭く人数も少ないことから1人がボールに触れる回数は、
サッカーよりも圧倒的に多くなりますね‼️

プレーの処理速度が速くなる

フットサルとサッカーを比較した時に、ピッチのサイズが違います。フットサルはサッカーの1/9サイズのピッチで1チーム5人によってプレーします。狭いスペースの中で、5vs5を行うということは、フットサルではプレイヤーが常にディフェンスと接近した状態になります。そのため状況を「認知」「判断」「実行」が速くなります。

技術の習得が速くなる

ボールに触れる時間が多いということは、トライ&エラーが繰り返せます。回数が多ければ多いほど学びと習得があります。そのため、サッカーより早く身につきます。

ゴールを決めるのが多くなる

ゴールを決めるチャンスが誰にでもあります。フットサルはゴールが近いためにゴール前の局面が多くあります。フィニッシュまでの形やシュートの回数も多くなります。ゴール前での局面のトレーニングになります。

元アルゼンチン代表選手のイグアイン選手の言葉

「ゴールを取りたければ、フットサルをやることだね。フットサルはゴールが小さくて、ボールを受けてから考える時間も短いし、サッカーよりGKの動きを細かく見ていなければ行けないんだ。そんな状況で結果を求められるんだから大変なスポーツだよ。でも、そこで得た感覚をサッカーに持ち込むと、『あんなに大きな枠にボールを入れればいいんだ!』って感じる。時間がたくさんあるし、スペースも広いんだよ。」

ローバウンドボールで習得できるスキルが身につく

フットサルではあまりボールが弾まないローバウンドボールを使用します。通常のサッカーボールだと反発力があるため遠くに飛びます。フットサルボールは反発力が低いので遠くに飛びません。

そうすると必然的にショートパスが主体になります。

Ryu
Ryu

止める蹴る運ぶをしっかりと身につけることができます‼️

それにともない周囲の選手はサポートの距離を意識するようになります。そして、ボールの引き出し方を工夫するようになります。

守備力が磨かれる

サッカーでは1人が抜かれても他がカバーしてもらえることが多いですが、フットサルでは1人が抜かれるとピンチになる可能性が高くなります。フットサルでは間違いなく個の守備意識が高くなります。

どれぐらいの間合いをとって、立ち位置、体の向き、相手の利き足、どちらのサイドに活かせないか、味方のサポートの位置、自分がカバーしないといけない位置。その一瞬一瞬の状況に合わせた守備の最適な方法を考えます。

なぜなら、抜かれたら失点につながるからです!だから必然的に個の守備意識が高くなり守備力が磨かれます。

プレーの責任感が育てられる

フットサルは攻守の切り替えが早いスポーツです。どの位置でボールを奪ってもゴールが近いので得点に繋がる可能性が高いです。逆にどの位置でも奪われれば失点につながることも多いです。ポジションに関係なく得点や失点に絡むことが多くなるため、プレーに対して責任感が大きくなります。自分のプレーが得点や失点に直結することが多くなるので責任感が育ちます。

まとめ

このようにゴールデンエイジと呼ばれる育成年代で、フットサルを学ぶ事は将来的にサッカーにも大変重要な事だと思います。