スポーツ用インナー「アンダーウェア」の機能や種類、選び方。初心者向けに紹介
- 1. スポーツ用インナーとは?
- 2. スポーツ用インナー(アンダーウエア)と一般的なインナーの違いと効果
- 3. スポーツ用インナー、コンプレッションインナーとは?
- 4. コンプレッションインナーの効果
- 5. スポーツ用インナー、コンプレッションインナーは、血流を改善し筋肉疲労を軽減
- 6. 筋肉の振動を抑えて体力の消耗を防ぐ
- 7. 汗で身体が冷えるのを防止
- 8. スポーツ用インナー、コンプレッションインナーは、夏にもおすすめ‼️
- 9. 着用者のコメント
- 10. スポーツ用インナー、コンプレッションインナーのデメリット
- 11. スポーツ用インナー、コンプレッションインナーの選び方
- 12. 季節別に選ぶ際の注意点
- 13. お勧めスポーツ用インナー・コンプレッションウェア
- 14. まとめ
スポーツ用インナーとは?
スポーツ用インナーとは、フットサルやサッカー、野球、などの練習着やユニフォームの下に着用するインナーです。「アンダーウェア」、「コンプレッション(着圧)ウェア」「コンプレッションインナー」と呼ばれることがあります。
シャツなどの上半身用インナー、ストッキングなどの下半身のインナー、部分によって圧が違う着圧タイプの「コンプレッションインナー」、さらに夏用、冬用もあり、それぞれ機能が異なり種類が豊富にあります。
伸縮性が高く着圧がある「コンプレッションインナー」は筋肉の余分な揺れを抑えることで筋肉の動きをサポートし疲労を抑えてくれます。また、夏用には吸湿速乾性に冬用には吸湿発熱性や保温性に優れた素材が使用されているものがあります。
動きやすいように設計されているだけでなく、様々な機能があるため運動をする方にはお勧めです‼️
縫い目を減らし肌にストレスを与えないように工夫されており体への負担が少ない作りになっているのが特徴でもあります。
スポーツ用インナー(アンダーウエア)と一般的なインナーの違いと効果
スポーツ用インナー(アンダーウェア)と一般的なインナーの違いは素材と機能性にあります。一般的なインナーでは、綿(コットン)がよく使われています。吸水性が良く肌触りが良い為肌に直接触れるインナーに適している素材になります。
ですが、綿(コットン)のインナーは、吸水性が高いが乾きにくいという特徴のため汗をかくスポーツ時に着用すると汗を吸った状態のインナーをそのまま着続けることになり、汗冷えの原因にもなりかねません。
スポーツ用インナー(アンダーウェア)では、素材にポリエステルが使われています。汗を吸収しても乾きやすく、サラッとした肌触りが期待できます。
さらにUVカット機能やテーピングをしているようなサポート機能が備わったものもあり、紫外線対策しながら体の負担を軽減することで快適にスポーツを楽しむことができます。
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーとは?
コンプレッション(compression)とは圧縮を意味します。
コンプレッションインナーは「着圧ウェア」「コンプレッションウェア」とも呼ばれます。
伸縮性の高い生地によって着用時の身体に圧をかけることで、身体にさまざまなサポート効果をもたらしてくれます。
よく誤解されるのが「加圧シャツ」ですが、「加圧シャツ」は着圧で身体に負荷をかけることで基礎代謝を高めて、トレーニング高率を高めることを目的としたシャツになります。
コンプレッションインナーの効果
スポーツ用インナーで、コンプレッションインナーをおすすめする理由
コンプレッションインナーの機能と効果をざっと見てみましょう
- 運動機能を向上させてくれる
- 筋肉の無駄な揺れを抑えてくれる
- 筋肉や関節の負担を緩和
- 血行を促進し、むくみを改善
- 怪我予防
- 運動後の疲労を軽減
- 吸湿速乾性の生地で汗によるべとつく不快感がない
- 夏用には暑さ対策の冷感素材やUVカットの紫外線対策
- 冬用には寒さ対策の裏起毛素材を使用し保温効果
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーは、血流を改善し筋肉疲労を軽減
スポーツ用インナーには、適度な着圧によって毛流を良くする働きがあります。
血液の循環が良くなると乳酸が溜まりにくくなるので運動による筋肉痛、疲労感の軽減になります。着圧による身体のむくみなども和らぎ着圧を続けることで普段から運動をしやすい体型をを目指すことができます。
筋肉の振動を抑えて体力の消耗を防ぐ
スポーツ用インナーには体力の温存や運動時のコンディションを整える働きもあります。運動時に筋肉の揺れを抑え余計なエネルギー消耗やブレを抑える役割もあります。これにより身体への負担が減りスタミナが持続しやすく運動高率が向上が期待されます。
汗で身体が冷えるのを防止
スポーツ用インナーは吸湿性、速乾性に優れた素材になっています。そのため汗をかいてもすぐに吸収されるのでべたつかず生地が肌に張り付きにくいのが特徴です。
汗のべたつく不快感がかなり軽減され、快適にスポーツを楽しめますよ!
インナーが汗で濡れたままだと身体冷えてしまい体温が奪われしまいます。
スポーツ用インナーはさらりとすぐに乾いて体温が低下するのを防いでくれるので体温調整にも役立ち風邪予防になります。
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーは、夏にもおすすめ‼️
夏の強い日差しの中でのスポーツは紫外線が気になりますよね。UVカット機能の素材が施されている生地のものがあります。ピタッと張り付いた生地は見た目には夏は暑そうに見えるかもしれませんが、実際は汗を良く吸ってすぐに乾く機能によってべたつく不快感とUVカット機能による日焼け予防におすすめです。
着用者のコメント
動きやすく感じる
引き締まる感じがして軽い力でうごけそう
身体がサポートされている感じがする
姿勢が良くなった
夏に冷感素材の長袖を使用しましたが汗がダラダラすることがなかった
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーのデメリット
いろいろこれまでスポーツ用インナー、コンプレッションインナーの機能や効果を紹介してきました。デメリット・注意点も確認しておきましょう!
- ①寝るときに着用すると血流が悪くなる
- ②生地素材が合わないと皮膚が炎症をおこすかも
- ③サイズが合わないと効果ない
それぞれ見ていきましょう!
①寝るときに着用すると血流が悪くなる
コンプレッションウェアは寝るときに着用すると血流が悪化する恐れがあるので、就寝時にはできるだけリラックスできる服装を心がけましょう。
日常的にコンプレッションウェアを着ていると癖になって着用感が馴染むという方もいると思います。そういった方は着用時間を決めるか、締め付けが弱いものに変えるなどの対策が必要です。
②生地素材が合わないと皮膚が炎症を起こすかも
コンプレッションウェアは肌に直接触れる生地ですから、素材が合わない方は着用を控えた方が良いでしょう。
ストレッチ素材であるコンプレッションウェアは、化学繊維のポリエステルやナイロンを使用します。
化学繊維特有のチクチク感が気になる方は快適に着用することが難しいかも。。。。
③サイズが合わないと効果がない
コンプレッションウェアはピッタリのサイズを選ばないと効果がありません。
窮屈だったりブカブカでは、効果が得られません。
特に気をつけたいのがピチピチすぎて窮屈なとき。圧がかかりすぎて血流が悪くなってしまいます。
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーの選び方
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーにはいくつか種類があります。選ぶ際のポイントとして参考にしてください。
種類で選ぶ
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーには、シャツ、タイツ、アーム用、レッグ用と部位ごとに分かれたものがあります。シャツには半袖、長袖、ノースリーブがあります。
タイツにもハーフパンツ、ロングタイツ、7分タイツがあります。それぞれ共通して夏用と冬用があり季節によって使い分けができます。
アーム用とレッグ用は2枚1組で販売されているのが通常で,半袖やハーフパンツに合わせることでコーディネイトを楽しむ人や部分的に着用したい方におすすめです。
シャツ(トップス)
シャツには、ノースリーブ、半袖、長袖の3種類に分かれます。
長袖以外は、春夏の使用向けの商品が多く、接触冷感素材や吸湿速乾素材があることが多いです。汗を素早く乾かしてくれます。
最近は夏でも、冷感素材でUVカット機能のついた長袖のものもあるから、汗による不快感が軽減され、日焼け防止にもなるから長袖もおすすめ❗️
一方で長袖は秋冬シーズン向けが多く、裏起毛素材が施されていて保温性に優れています。筋肉が冷えると怪我の原因にもつながるので、怪我予防にもなりお勧めです。
タイツ・パンツ
タイツ・パンツのスポーツ用インナー、コンプレッションウェアは太ももやふくらはぎを保護したり温めたりしてくれる便利なアイテムです。
春夏用は汗むれ防止効果、秋冬用は保温効果が期待できます。特に防寒対策によく血管が多く通る太ももを温めることで全身の血流を良くすることができます。
こちらも筋肉を温めることで怪我予防にもなりますので抑えておきたいアイテムです。
アームカバー・レッグカバー
アームカバーやレッグカバーは2枚1組になったアイテムです。
腕だけピンポイントで着用したい方、ふくらはぎだけ着有したい方など柔軟に使い分けることができるアイテムです。
サイズで選ぶ
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーを選ぶ際に重要となるのは、サイズです。大きすぎると着圧ができないためコンプレッションの効果が発揮されません。小さすぎると着圧が強すぎて血行不良や神経麻痺など発生してしまいます。サイズをしっかりと確認し身体にフィットサイズを選ぶことが重要です。
機能で選ぶ
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーを選ぶときに機能性も重要です。汗をかいたときにベタついたり、肌にまとわりついたりする不快感がないように通気性、吸湿速乾性がいいものを選びましょう。
また、ストレッチ性が高いものもを選ぶことも大切です。
夏には、冷感素材やUVカット機能が備わったもの、冬には保温性が高い裏起毛の素材や吸湿発熱性の備わった素材のものを選ぶことをお勧めします。
ブランドで選ぶ
スポーツ用インナー、コンプレッションインナーを選ぶ時、お気に入りのブランドで選ぶのもお勧めです。
スポーツブランドは機能性が高いものが多くお気に入りのブランドがある人はウェアとインナーをセットで揃えるとカッコよく纏まります。
季節別に選ぶ際の注意点
今は、ネットで簡単に商品を購入できる時代、素材まで注意して購入しないと夏用が必要だったのに厚手の冬用を購入してしまった……なんて事のないように選ぶ際には、素材選びに注意しましょう。
春夏用は薄手で接触冷感素材のタイプの商品が多く、着用するとひんやりと気持ちの良い素材です。
秋冬用は厚手の裏起毛素材のタイプの商品が多く、着用すると暖かく快適なき心地です。筋肉を冷やさないので怪我防止にも役立ちます。
お勧めスポーツ用インナー・コンプレッションウェア
ノースリーブ
ミズノ
アスレタ
長袖
ミズノ バイオギアシャツ
ATHLETA
CWーX
タイツ・パンツ
ミズノ
ATHLETA
CW-X
まとめ
スポーツインナー、コンプレッションインナーを取り入れることで運動する際にインナーの着心地やサイズ感、汗などが気になりにくくなります。
怪我予防にも最大限のパフォマンスを発揮するためにも、機能性や用途からご自身にあったスポーツ用インナー、コンプレッションウェアを選んでみてください。